トイレのバリアフリーリフォーム
自宅での生活を続けていく上で、とても大事な場所がトイレです。
将来に備えて、使いやすいトイレにするにはどうすればよいで
しょうか。
◯プラン1
和式トイレを洋式トイレに変更する
和式トイレでの立ち座りは足腰に負担がかかります。
ひざの痛みや関節の病気がある場合には、和式トイレを使うことは
困難になるので、早めに洋式トイレに変えて、新しいやり方に慣れ
ておくのがおすすめです。
床の解体、給排水、壁や床の貼り直しなどの工事が必要で、
便器代と合せて、費用は約30万円以上になります。
介護保険住宅改修の対象になります。
(18万円までは支給されます)。
◯プラン2
便座を取替える
便座を温水洗浄便座にすれば、排泄の後始末が楽になります。
乾燥、脱臭などの機能を持ったものもあります。
値段は2万円台から20万円近いものまでいろいろあります。
(工事費別途 6,000円~)
◯プラン3
手すりを取付ける
ドアの開閉や敷居段差の通過時に身体を支えるために、
トイレ外側のドア横に縦手すりを取付けます。
また、立ち座りの補助や姿勢の安定のために、便器の横には
L型手すりを取付けます。
この2カ所の取付けが多いのですが、これ以外にも個々の状況に
合わせて手すりを取付けます。
費用は手すりの材質や長さ、下地の状態によって変わります。
バリアフリーリフォームは将来のためだけでなく、トイレでの転倒を
防ぐといった介護予防にもなります。
早めに使いやすいトイレにしておくのがおすすめです。
/ミント
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