トイレのバリアフリーリフォーム

安住工房

2011年10月13日 13:16

自宅での生活を続けていく上で、とても大事な場所がトイレです。
将来に備えて、使いやすいトイレにするにはどうすればよいで
しょうか。

◯プラン1  和式トイレを洋式トイレに変更する
 
 
 和式トイレでの立ち座りは足腰に負担がかかります。
 ひざの痛みや関節の病気がある場合には、和式トイレを使うことは
 困難になるので、早めに洋式トイレに変えて、新しいやり方に慣れ
 ておくのがおすすめです。

 床の解体、給排水、壁や床の貼り直しなどの工事が必要で、
 便器代と合せて、費用は約30万円以上になります。
 
 介護保険住宅改修の対象になります。
 (18万円までは支給されます)。
 
◯プラン2  便座を取替える  
  
 便座を温水洗浄便座にすれば、排泄の後始末が楽になります。
 乾燥、脱臭などの機能を持ったものもあります。
 値段は2万円台から20万円近いものまでいろいろあります。
 (工事費別途 6,000円~)

◯プラン3  手すりを取付ける

 ドアの開閉や敷居段差の通過時に身体を支えるために、
 トイレ外側のドア横に縦手すりを取付けます。
 また、立ち座りの補助や姿勢の安定のために、便器の横には
 L型手すりを取付けます。

 この2カ所の取付けが多いのですが、これ以外にも個々の状況に
 合わせて手すりを取付けます。
 費用は手すりの材質や長さ、下地の状態によって変わります。


バリアフリーリフォームは将来のためだけでなく、トイレでの転倒を
防ぐといった介護予防にもなります。
早めに使いやすいトイレにしておくのがおすすめです。

/ミント

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