トイレのバリアフリーリフォーム(つづき)
自宅での生活を続けていく上で、とても大事な場所がトイレです。
使いやすいトイレにするためにはどうしたらいいでしょうか。
洋式トイレや温水洗浄便座のような使いやすいトイレ機器に
替えることや手すりを付けることをご紹介しましたが(10/13付)
今回はその続きです。
◯プラン4
扉を取替える
開き戸は開け閉めする時に体を移動しなければなりません。
なるべく体を動かさなくてすむタイプの扉に交換すると楽になります。
一番、使いやすいのは
引き戸で、力がいらず、立ち位置も
変わりません。
戸を引くためのスペースがない場合には、
引き込み戸が
おすすめです。
引き込み戸は戸が90度向きを変えて、前方に 引き込まれます。
戸の軌跡が小さいので、動作が楽になります。
(扉の取替えは介護保険住宅改修の対象です)
「TOTO引き込み戸」
◯プラン5
敷居段差を解消する
敷居が高い場合には
敷居を撤去すると出入りが楽になります。
敷居がそれほど高くない場合はミ
ニスロープを取付ける方法も
あります。
または、トイレの床か廊下のうち、低い方をかさ上げするか、
高い方を下げて、高さを同じにする工事もできます。
(段差の解消は介護保険住宅改修の対象です)
◯プラン6
福祉用具を利用する
足が悪くて便座への立ち座りが困難な場合には、座面を高くすると
動作が楽になります。
補高便座を取付けると、便座を3cmか5cm高くすることができます。
補高便座でも立ち座りが困難な場合には、電動で座面が上下する
トイレリフトを設置します。
(いずれも介護保険福祉用具購入費の対象です)
/ミント
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