磐田市・袋井市・掛川市・浜松市でリフォームの仕事をしています。女性スタッフの目線で日々の思いや現場での一コマを綴ります。
居間からトイレや浴室に行ったり、1階から2階へ行ったり、
家の中で移動する時に通るのが廊下や階段です。
廊下や階段を安心して移動できるようなバリアフリーリフォームの
プランを考えてみましょう。
◯プラン1 廊下に手すりを設置する
廊下を安全に移動できるように壁に手すりを設置します。
フリースタイルの手すりなら、廊下に合わせて
長さや取り付け方が決められます。
使う人の身長や身体状況に合わせた高さで、切れ目がないように
連続して設置します。
下地によっては、補強板を取付けてから、手すりを取付けます。
◯プラン2 部屋の出入り口の段差を解消する
部屋の出入り口に敷居段差があると、つまづいて転倒しやすいので
ミニスロープを設置します。
併せて、縦手すりがあると身体を支えられるので、より安心です。
◯プラン3 廊下の床材を滑りにくいものに変える
廊下を滑りにくい床材に張り替えます。
部屋との段差がある場合は、同じ高さになるように張り替えると
段差の解消もできて、より安全になります。
◯プラン4 階段に手すりを設置する
階段の形状に合わせて、コーナー部分にも切れ目なく連続して
手すりを設置します。
できるだけ両側に設置しますが、片側の場合は下る時に力がある
方の腕側に取付けます。
階段の手すりは高齢者に限らず、家族みんなの安全のために設置
しておきたいものです。
◯プラン5 廊下に足元灯を設置する
夜間にトイレに行く時のために、トイレ入口や廊下のコーナー部に
足元灯を設置します。
何ヶ所かで点灯できるように3路スイッチにしたり、センサーで点灯
するタイプにすると便利です。
早めに手すりの取付けや段差の解消対策をして、廊下や階段の
移動が安全にできるようにしておきたいですね。
/ミント